南雄太、伝説のオウンゴールを解説「半分は中澤聡太のせい。バスを囲まれて超怖かった」 現役引退会見

スポーツ報知
南雄太

 今季限りでの現役引退を表明したJ2大宮の元日本代表GK南雄太(44)が27日、さいたま市内で記者会見を行った。

 26年間の現役生活にピリオドを打った南は「最終戦の後は忙しくてメディアの仕事をしたり、(引退を)実感する瞬間がない。クラブハウスに行っても筋トレとかモチベーションが全然上がってこない」と漏らし、「昼ごはんはカップラーメンでいいとか。今までではあり得ないような選択をするようになったので、サッカーやめたんだなと実感する」と笑顔を見せた。

 記者から「聞きにくい質問なんですが…」と振られ、「オウンゴールですか? 聞いてください」とニヤリ。柏時代の04年の広島戦(0●3)で、ボールを投げる手元が狂って自陣ゴールにオウンゴールしたミスについて「せっかくなので解説すると…」と自ら語った。

 当時はDF中澤聡太、近藤直也らとともにゴールを守った中、「聡太にボールを転がそうと思ったら、聡太が『あっち、フリー』と言った。近藤がフリーだと思って投げようと思った瞬間、広島の選手がダッシュしてきて、やめようと思ったら、もうゴールに入ってた。半分くらい聡太のせいです」とキッパリ。「試合後にレイソルのサポーターにバスを囲まれた時は超怖かったです」と振り返った。

 19年がたった今でも、サッカーファンの間では衝撃のプレーとして語り継がれる。「オウンゴール(のおかげ)で今頃になって仕事がきたり。やっちゃいけないことだけど、自分でもちょっと驚いてます。著作権を持っていれば、すごいユーチューバーになったかな」と笑わせた。

 南は1998年に静岡学園から柏入り。18歳でJリーグデビューし、優秀新人賞を獲得した。99年ワールドユース(現・U―20W杯)ナイジェリア大会で準優勝メンバーとなった。熊本、横浜FCを経て、21年から大宮でプレー。昨年5月にはGKとして最多出場記録となるJリーグ通算661試合出場を達成した。昨年5月にアキレス腱断裂の大ケガを負ったが、今季復帰。J1通算266試合、J2通算400試合に出場した。

 会見の最後には、南が出場した97年、99年のワールドユースで監督、コーチを務めた山本昌邦氏(JFAナショナルチームダイレクター)から花束を贈呈された。

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