児童との約束守った…神戸・武藤嘉紀、初V決める大一番で見せたゴールパフォーマンスの意味

スポーツ報知
25日の試合でシャーレを掲げる武藤嘉紀(右)と大迫勇也

◆明治安田生命J1リーグ▽第33節 神戸 2―1 名古屋(25日・ノエビアスタジアム神戸)

 首位の神戸は、元日本代表FW大迫勇也の2アシストの活躍でホームで名古屋に2―1で勝利。1997年のJリーグ加盟から27年目のシーズンに悲願の初優勝を果たした。

 1―0の前半14分、大迫の左足クロスを元日本代表FW武藤嘉紀が右足で合わせ追加点。スタジアムが一気にヒートアップするなか、テレビカメラを見つけた武藤が見慣れない踊りを始めた。

 どこかで見たような…。優勝原稿への準備で慌ただしく試合中は思い出せずにいたが、試合後、スポーツ番組に出演した武藤の言葉で記憶がよみがえった。あのダンスだ。

 今月2日、武藤はクラブの学校訪問事業「GOAL for SMILE」で神戸市兵庫区の明親小学校を訪れ、6年生約120人と交流した。質疑応答の場面で「今の夢は何ですか?」と質問されると、「優勝することが1番の夢です」と武藤。取材後、児童たちから「ゴールしたらこれやってください!」と学校オリジナルソング「ウェルカム トゥ 明親」の振り付けを伝授されると快諾した。ストライカーは勝てば優勝が決まる大一番で見事、約束を果たした。

 子どもたちは知っているのだろうか。学校に問い合わせてみると、振り付けを教えた児童4人は名古屋戦を観戦しており、スタジアムで武藤のゴールパフォーマンスを目撃。この日は朝から大盛り上がりだったという。夢や目標に向かって全力を尽くす。口にするのは簡単だが、有言実行した背番号11の姿は多くの児童にまぶしく映ったはずだ。(神戸担当・種村 亮)

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