【高校野球】静岡高が法大撃破…先発・谷脇健心が5回0封8K

スポーツ報知
5回無失点と好投した静岡高・谷脇健心

◆大学野球オータム フレッシュリーグ in静岡▽最終日 静岡高3-0法大(26日)

 3球場で計9試合が行われた。静岡高は法大(1、2年生の若手主体)に3―0で勝利した。先発の谷脇健心(2年)が5回3安打無失点。毎回の8奪三振と好投し、東京六大学相手に“金星”を呼び込んだ。東海大静岡は慶大に3―5で善戦した。

 静高の谷脇が法大打線を手玉に取った。初回を三者凡退に仕留め勢いに乗ると、2回は3者連続三振に斬りマウンドの上で渾身(こんしん)のガッツポーズ。決め球のフォークが冴え、奪った三振は毎回の8個。スコアボードに5つの「0」を並べ「0点に抑えられたのは良かった」と胸を張った。

 今秋は県大会予選の初戦で常葉大橘に1―4。1994年以来、29年ぶりに秋の県出場を逃し、来春のセンバツ出場が早くも絶望的となった。その試合で谷脇はリリーフで登板したが失点し「悔しい思いは、もうしたくない」と振り返った。

 屈辱を味わったチームは実戦から「勝ち」にこだわることを意識し、9月以降の練習試合はほぼ負けなし。谷脇は「キャッチボールを大切にするようにした」と野球の原点に戻った。秋の大会以降、変化球のキレや制球力、さらに最速139キロのストレートの質が向上。「法大が相手で不安はあったけど自分のピッチングをすればおのずと結果が出てくる」。ストレート先行の投球でリズムをつくり、格上から白星をもぎ取った。

 試合後は法大の4番で静高出身の池田惟音左翼手(2年)から「ナイスピッチング」と声を掛けられた谷脇。「夏には145キロ出せるようにしたい」と宣言。全ては雪辱の夏へ、冬の鍛錬に入る。(森 智宏)

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