静岡学園、後半52分から2発!磐田U―18との静岡ダービー大逆転勝ち

スポーツ報知
後半52分、同点弾を喜ぶ静岡学園MF天野太陽(右)

◆サッカー 高円宮杯U―18プレミアリーグ WEST第21節 静岡学園2−1ジュビロ磐田U―18(26日、フジスパーク)

 静岡学園がジュビロ磐田U―18との「静岡ダービー」を2―1の逆転で制した。先制点を許した静学は後半アディショナルタイムの52分、途中出場のMF天野太陽(2年)が同点弾。さらに終了間際の54分にMF高田優(3年)が勝ち越しゴールを挙げた。首位の広島ユースも勝ったため初優勝は絶望的となったが、年末の全国高校選手権につながる粘りを見せた。

 静学が土俵際で試合をひっくり返した。1点を追う後半ラスト2分間で2点を奪う大逆転劇だ。

 磐田ゴールを揺らしたのは、後半29分に途中出場した背番号35の天野だ。本職はボランチだが「ゴール前に行ってドンドン打て」と川口修監督(50)に送り出され、積極的に攻めた。後半52分にMF田嶋旦陽(3年)のパスを受けてドリブルで仕掛ける。シュートを警戒して「目の前のDFが足を高く上げたので、その股の間を狙った」。冷静に右足を振り抜き、値千金の同点弾を決めた。

 1―1では終われない。さらに攻撃のギアを上げると、高田がドリブルで攻め込む。相手のマークを切り返しではがすと、「コースがバッチリ見えていた」と左足で勝ち越しゴールだ。前節(19日)の履正社高戦で後半終了間際に勝ち越しPKを決めた、頼れる背番号10が2試合連続の得点で白星を引き寄せた。

 前日に神戸が履正社を下し、勝ち点42に。同37の静学は、磐田と引き分けでも優勝の可能性が消えていた。「苦しい試合だったけど、焦りはなかった。絶対にチャンスが来ると思っていた」と高田は振り返った。

 この日の午後の試合で、広島が米子北を倒して勝ち点43の首位に立った。静学が最終節の直接対決で神戸に勝ち、広島が敗れたとしても、得失点差が10あるため、優勝の可能性はほとんどない。それでも指揮官は「最後まで諦めない気持ちが出た。次につながる」と選手を褒めた。全国選手権に弾みをつける勝ち点3。リーグ最終節も神戸に真っ向勝負を挑み、勝利で終える。(里見 祐司)

◆エース神田、久々実戦復帰…9月手術

 〇…9月に両足甲の手術を受けたエースFW神田奏真(3年)が、0―1の後半29分に出場。約3か月ぶりに実戦復帰した。シュートは打てないままで終わったが、相手DFをマークに引きつけたことで「最後の場面で高田が1対1になった」と川口監督は評価。神田は「コンディションはまだまだ。上げていかないとスタメンを取れない」と気を引き締めていた。

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