東海大・兵藤ジュダが1万メートルで自己ベスト大幅更新…駒大・佐藤圭汰と高校時代ライバル

スポーツ報知
自己ベストをマークした東海大の兵藤ジュダ(カメラ・竹内 達朗)

 日体大長距離競技会が26日、横浜市の日体大健志台陸上競技場で行われ、男子1万メートルで東海大の兵藤ジュダ(2年)が28分14秒75で力走し、自己ベスト(29分8秒11)を53秒36も更新した。25日に東京・八王子市上柚木公園陸上競技場で行われた八王子ロングディスタンス男子1万メートルでU20(20歳未満)日本記録の27分28秒50をマークした駒大の佐藤圭汰(2年)とは高校時代に全国高校総体男子1500メートルで優勝を争ったライバルだった。「昨日(25日)佐藤君の走りをライブ配信で見て応援していました。27分28秒はヤバいですよね。今では雲の上の存在になってしまいましたけど、少しでも近づきたい、と思って今日のレースを頑張りました」と兵藤は充実した表情で話した。

 2年前の全国高校総体男子1500メートル。京都・洛南高3年だった佐藤が3分41秒26で優勝し、静岡・東海大翔洋3年だった兵藤は0秒6差の2位だった。兵藤は、その年の全国高校総体男子800メートルを大会新記録の1分48秒26で優勝するほどのスピードランナーだったが、佐藤の圧倒的な走力の前に惜敗した。「佐藤君とはスタート位置が隣で、雰囲気からして、すごい選手だ、と思った。その時から佐藤君と話をするようになりました」と兵藤は懐かしそうに振り返る。

 今季の学生3大駅伝第2戦の全日本大学駅伝(11月5日)の2区(11・1キロ)で直接対決。3大駅伝デビュー戦となった兵藤は主要区間で区間9位と踏ん張ったが、区間新記録をマークした佐藤には1分15秒も差をつけられた。「走り終わって、1分以上も負けたのか、と驚きました」と率直に話す。それから3週間。レースは異なるが、同じ1万メートルで約46秒差まで縮めた。「きょうの走りに満足せずに、少しでも佐藤君に近づいていきたい」と兵藤は意気込む。

 急成長中の兵藤を両角速監督(57)は高く評価する。「箱根駅伝を走りたい、という強い意志を持って努力し、20キロも走れるようになってきました。箱根駅伝では1区候補です」と指揮官は期待する。兵藤も「箱根駅伝では1区を走りたいです」ときっぱり話す。両校の戦略次第では、佐藤と兵藤が新春の箱根路で対決する可能性もある。

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