駒大の佐藤圭汰が初の1万メートルで19年ぶりにU20日本記録を大幅に更新

スポーツ報知
U20の日本記録を大幅に更新した駒大・佐藤圭汰(右、カメラ・池内 雅彦)

◆陸上 八王子ロングディスタンス(25日、東京・八王子市上柚木公園陸上競技場)

 男子1万メートルで駒大の佐藤圭汰(2年)が初の1万メートル公式レースで日本人トップの27分28秒50で走破し、U20(20歳未満)日本記録をマークした。早生まれ(2004年1月22日)のため、今年の12月末までU20となる佐藤は大野龍二(旭化成)が2004年6月にマークした27分59秒32の従来のU20日本記録を19年ぶりに30秒以上も更新した。

 駒大の先輩の田沢廉(現トヨタ自動車)が2021年にマークした27分23秒44に次いで日本人学生歴代2位の好記録。「ペースメーカーについて、余裕持って走ることができました。箱根駅伝はしっかり走ってチームの3冠に貢献したい」と佐藤は大記録にも落ち着いて話した。

 佐藤は1500メートル(3分37秒18)、5000メートル(13分22秒91)と合わせて3種目でU20日本記録保持者となった。

 身長188センチ、体重66キロと長距離ランナーとしては大きな体を持つ佐藤はスケールも大きい。トラックでも駅伝でも抜群の強さを誇る。昨年、駒大に入学以来、学生3大駅伝に4戦走り、区間賞が3回、区間2位が1回。区間新記録を3回もマークした。学生3大駅伝で唯一、1年時の箱根駅伝には出場していないが、2年時となった第100回箱根駅伝(来年1月2、3日)では主要区間を担うことが濃厚だ。

 駒大は昨季、学生駅伝で3冠を達成。今季も出雲駅伝(10月9日)、全日本大学駅伝(11月5日)を圧勝し、学生3大駅伝5連勝中だ。しかも、今年の箱根駅伝4区で首位に立って以来、学生3大駅伝で21区間連続でトップを走っている。

 この日、駒大勢は、主将の鈴木芽吹(4年)が日本人学生歴代3位の27分30秒69、篠原倖太朗(3年)が同5位の27分38秒66と好走した。エース級のパンチ力はライバル校を圧倒する。史上初の2年連続3冠&学生3大駅伝6連勝に向けて視界良好だ。

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