NHK大河「どうする家康」本多忠勝&榊原康政最後のやりとりにSNSもほっこり 徳川四天王の退場…最終決戦へ 第45回みどころ

スポーツ報知
豊臣秀頼の台頭に焦る徳川家康

 嵐の松本潤が江戸幕府初代将軍の徳川家康を演じるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜・後8時)の第45回「二人のプリンス」(26日放送)で、徳川家と豊臣家の溝が深まっていく。

 関ヶ原の戦いに勝ち、征夷大将軍になった家康。武家の棟りょうになったものの、豊臣秀頼(作間龍斗)の母・茶々(北川景子)は、あくまで幼い秀頼の代理に務めているという認識だ。秀頼が成長し、どっちが頭を下げに来る、来ないとマウント合戦を展開する。

 当時還暦を超えて、老け込んでいく家康に対し、二十歳前で成長著しい秀頼。関ヶ原で敗れた浪人たちも秀頼のもとに集まってきており、時間がたてばたつほど、力の差は縮まる一方だ。焦る家康。両家の緊張感が高まったところに豊臣家が方広寺を再建することに。鐘に刻まれた文言が面倒なことに発展してしまう。

 前週第44回「徳川幕府誕生」(19日放送)では、徳川四天王が退場した。関ヶ原前に亡くなった酒井忠次(大森南朋)に加え、戦後は井伊直政(板垣李光人)も死去したことが明かされた。最後に残った本多忠勝(山田裕貴)、榊原康政(杉野遥亮)も病で帰らぬ人に。戦場で無類の強さを誇った猛者も、年と病にはかなわない。

 実際にも仲が良かったとされる二人。忠勝が強そうな絵にするため、何度も肖像画を描き直させている場面に康政が訪れ、絵を見て「もう別人だ」とつっこみ。「絵師もお前を見ずに描いておる」と指摘しSNSも「このシーンめっちゃ笑った」「ぼそっとツッコミがじわる」と爆笑のツイートが続々。仲良く槍(やり)の稽古での対決も描かれ、悲しさを前面に出さないラストになった。

 2代目将軍を秀忠(森崎ウィン)に譲った理由も明らかに。武勇で勝る兄・結城秀康(岐洲匠)ではないのかと悩む秀忠に、本多正信(松山ケンイチ)が「あなた様は全てが人並み!」とストレート過ぎる一言。康政が「才ある将一人に頼るような家中は長続きせんということでござる」と説明してみせた。

 確かに歴史上でも、初代・家康、3代・家光、5代・綱吉らに比べて影の薄い印象のある秀忠。正信と康政の説明にはなるほどと思わせられる。江戸幕府が260年以上続いた礎を築いたのかもしれない。

 第44回の平均世帯視聴率は11・0%でダウン。同時間帯にアジアプロ野球チャンピオンシップの決勝・韓国戦があった中、二桁をキープした。あっという間に残り4回。すっかりよぼよぼになった家康は「老けメイクも、この先、細かいしわはあるかもしれませんが、ほぼ最終形態です」(番組関係者)。ラスボスとの最終決戦を楽しみにしたい。

(NHK担当・浦本将樹)

※視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区

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