なでしこブラジル遠征に17歳DF&18歳MF抜てき…池田太監督「チーム力を上げることができるか試せるチャンス」

スポーツ報知
池田太監督

 日本サッカー協会は24日、国際親善試合ブラジル戦(30日、12月3日、同国サンパウロ)に臨む「なでしこジャパン」22人を発表した。今夏の女子W杯でトレーニングパートナーとして参加した、18歳の谷川萌々子、17歳の古賀塔子(ともにJFAアカデミー福島)が初めてA代表に選出された。

 パリ五輪アジア2次予選のメンバーからは、19歳の藤野あおば(日テレ東京V)が復帰した。守屋都弥(INAC神戸)、千葉玲海菜(千葉)、高橋はな(三菱重工浦和)の3人は外れた。

 なでしこの将来を担う10代2人が、満を持しての選出となった。谷川と古賀は女子W杯でチームに帯同し、相手チーム役を務めるなど8強進出を陰で支えた。その経験も生かし、杭州アジア大会では決勝の北朝鮮戦でスタメンとして出場し、金メダル獲得に大きく貢献した。

 池田太監督は古賀について「ディフェンスの真ん中も、サイドもできる」と説明。「彼女の持っているフィジカルもストロングでありますし、またアジア競技大会でも対人の強さを見せてくれた」と評価した。その上で「そういった良い部分が南米のブラジルを相手にどういうふうにできるのかも含めて、またチームに入ったときにどういう影響を与えられるのか。もちろん選手同士のユニット、組み合わせも含めて、何ができるかというのは短い活動期間ですけども見れたらなと思っています」と期待を込めた。

 またボランチが主戦場の谷川については「彼女の持っている展開力や、また攻守にわたって強さを見せてくれる特徴。チームにプラスとなる要素として見つけていければなと思っています」と、将来のなでしこの中心選手となりそうな逸材への注目ぶりを口にした。

 そして「このタイミングで我々の、なでしこジャパンのグループに入った時に、どういったプレーを見せてくれるのか。今後、チーム力を、新たな刺激も含めて、チーム力を上げることができるかを試せるチャンスと考えていますので、今回招集させていただいた」と説明した。

 今回は夏のサンパウロで中2日での戦いとなる。さらに国内組は時差や移動との戦いもある。指揮官は「アウェーのタフというところは選手たちに求めていきたい」と表情を引き締めていた。

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