新ベラにワクワク 大型美形大量放流…大阪・八尾「中セ池」

スポーツ報知
この日放流された44センチのヘラブナ。今後の活況に期待だ

 18日、八尾・中セ池で新ベラが放流されると聞き、出掛けた。良質のヘラブナで有名な香川・水上淡水養魚場の魚だ。近年大型のヘラブナが不足している中、35~44センチの魚が中セ池にやって来た。

 昼には雨がやむ予報だったが、大雨。昼前にはあられまで降る真冬日だった。

 午後1時、ヘラブナを積んだトラックが到着し、水上氏と中セ池の世話役が協力して大きなオケの手渡しで放流された。放流を知らずに釣りに来ていた客が集まり、オケをのぞき込んでは「でかい」や「きれい」といった歓声が上がった。合計オケ40杯分の魚が放流された。この池に大量の大型が居ると思うと、ワクワク感が止まらない。

 あのヘラブナを見たら行くしかない。放流魚がすぐに餌を食う可能性は低いが、1枚でも釣れたらと翌19日、出掛けた。曇り時々晴れ、風は冷たい。午前9時に北土手で竿を出した。北土手は長竿のポイントで13~19尺が使える。常連客は19尺を好んで使うが、曇天下ではウキが見づらいので、私は13尺を選択した。

 餌は尿素ウドンに池のペレットを付けて釣り始めた。この時期になると、餌をバンバン打ってもさほど上ずらない。まずは魚を寄せること。コンスタントに餌を打ち始めて10分。モゾッとウキが動いた。反射的に手が動き、合わせるとなかなかの引きだ。左右に力強く引くのはマブナだ。タモに収まったのはやはり40センチ弱のそれ。同11時までにヘラブナ4枚とマブナ5枚を釣った。

 昼食後、午後12時半まではアタリが遠のいた。長竿を使うと、どうしてもアタリを待ち気味になり、コンスタントに餌打ちができない。意識してリズムをつけて餌を打った。すると、ウキが2節戻り、一瞬静止。次の瞬間ツンと小さいが鋭いアタリで合わせた。大きく左右に走る魚。重量感はあるが上品な引きだ。慌てず引きを楽しみ釣り上げたのは、体高のあるヘラブナ。今回の放流物ではなかったが、なかなかの美形36・7センチだった。

 午後からはアタリが続かなかったが、ズラシ幅を調整したり、餌の大きさを変えたりと、色々と考えるごとに魚が反応してくれて楽しい釣りとなった。

尺上を20枚! 午後3時半に納竿し、私の釣果はマブナ交じりで、20枚(31~40・7センチ)。全般に大型が釣れており、放流ベラが餌を食ってくれるのが楽しみだ。

 放流終了時に「大切に育てた娘を嫁にやる気分です」と語った水上氏。私たち釣り人も、心してヘラブナに接したいと思う。これからは底釣りの本格的シーズン。大型美形ヘラブナが釣り人を待っている中セ池へ出掛けよう。

 (報知APG・峰松 茂美 ※がまかつ・ライター、ダン・モニター)

 ◇問い合わせ 「中セ池」(☎072・941・7690)へ。

 ◇料金 1日2500円、魚の買い取りあり。

 ◇時間 現在は午前7時~午後4時。営業は毎週火、土、日曜日、祝祭日と第2水曜日。

 ◇その他 駐車場、食堂完備。

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