【箱根百継】AI技術でカラー化 のどかな丘陵地帯は箱根山中か?…1954年箱根駅伝「花の2区」

スポーツ報知
第30回箱根駅伝 2区をトップで走る中大の菊池直志(1954年1月6日)※写真画像ソフトのAI機能を使って自動着色し、当時のカラー写真や証言を参考に補正したイメージ

 2024年に第100回大会を迎える箱根駅伝の、報知新聞社に残る1950~60年代に撮影されたモノクロ写真をAI技術でカラー化して振り返る「箱根百継」。第2回は1954年(第30回大会)、牧歌的な風景の中を駆ける「花の2区(9区)」鶴見―戸塚間です。

◆あまりの変わりよう 場所は権太坂と判明…AI技術でカラー化

 のどかな丘陵地帯を、学校関係者が鈴なりになって乗るトラックを引き連れて駆け抜けるのは中大の菊地直志。箱根の山中にも見えるがここは2区、あまりの変わりように場所の特定が難しかったが、左後方に見える送電施設などから権太坂と判明した。鶴見中継所をトップでタスキを受け取った菊地は快走、区間1位で3区につないだが明大に抜かれ、中大は往路2位に終わった。

 当時の報知新聞は「保土ケ谷にさしかかると白雪をおおった富士がくっきりと浮かび上がる。早大、明大、日大の激しい2位争いとなったが、中大の菊地は600メートル近くの差を開けていた。しかし戸塚踏切にさしかかると折り悪く貨物列車の通過に引っかかり、1分ほど遅れた」と伝えている。

 東海道線を戸塚駅前の踏切で渡っていたため数々のドラマを生んだが、翌年から横浜新道(ワンマン道路)の開通により陸橋で越える現在のルートに変更された。

 ◇おことわり 今回のモノクロ写真のカラー化は、写真画像ソフトのAI機能を使って自動着色したものを、当時のカラー写真や証言を参考に補正したイメージです。実際の色と異なる場合があります。

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