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【阪神】前川右京、350万円アップのご褒美はヴィトンの香水!香りもメンタルも憧れ大山目指す

スポーツ報知
契約更改を終えて会見を行う前川右京(カメラ・石田 順平)

 阪神の前川右京外野手(20)が20日、香りもメンタルも“大山化”することを誓った。兵庫・西宮市の球団事務所で、350万円増の年俸850万円で契約更改。「香水を買いたいです。ヴィトンにいきたいな」。4万円以上する高級ブランド「ルイ・ヴィトン」の香水を自分への褒美にする。ただ、その香りは、野球での飛躍の願いを込めて選ぶ。「大山さんがかんきつ系って言ってたんで。そこは間違いないです」。まずは香りから、4番打者に近づく。

 もちろん、大山を追うのは香りだけではない。「打っても打てなくても全力疾走するように、気持ちの面が上下しない。そういうところがレギュラーに1年間座れる選手。自分に一番足りないと思っているので、そこを安定させたい」。2年目の今季は1軍デビューを果たし、33試合で打率2割5分5厘。強烈な打力でクリーンアップも任された。だが、7月28日の広島戦(甲子園)で3打席連続三振を喫して、ベンチで悔し涙。課題は「メンタルの上下、気持ちの不安定さ」と自覚し、大山を目標に掲げた。

 8月に体調不良で登録を抹消され、その後は1軍昇格はなかった。「体のコンディションを整えるために、一人で考えてやらないと」。オフに先輩に師事する若手が多いが、前川は“孤高トレ”を選択。「他の人の力借りてやるより、自分で2か月考えて、これをやったらシーズンを乗り越えられるとかを深く学んでいきたい」と、来季はレギュラー奪取に挑む。(玉寄 穂波)

 ○…日本一を記念した「V2023」のパネルが甲子園球場に設置された。バックネット裏のロイヤルスイート席の上部に、2リーグ分立後の過去5度の優勝パネルと並んだ。「V」は日本一を示す赤色で、85年に続いて2枚目。25日のファン感謝デーでの公開に向け、球団関係者は「そこでお披露目できるように準備してきました」と語った。

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