巨人の重信慎之介外野手(30)が20日、来季の目標に盗塁成功率100%を掲げた。今季は開幕から9連続盗塁成功も、8月17日の中日戦(バンテリンD)で初失敗。「清水投手、木下捕手で初めて刺された。強引にスタートを切ってしまった。失敗して考えさせられた」。勝負どころの代走起用も増えてシーズン10盗塁、4盗塁死。「来季は失敗なし、100%。そこは強く意識したい」と誓った。
チームのために何でもやる覚悟だが、阿部監督は外野のレギュラーは未定と明言。「もちろんスタメンで出たい気持ちはある」と、オフは走り方や体の使い方を研究して進化を目指す。
この日は球団の社会貢献活動「Ghands」の一環で母校の千葉・佐倉市立染井野小を訪問した。車と“競走”した少年時代を回想し、小学生に「失敗は恥ずかしくない。成功できるチャンス」と熱弁。給食や交流会を楽しんで決意を新たにした。(片岡 優帆)