【神宮大会】富士大決勝進出ならずも麦谷祐介中堅手が意地の左越えソロ本塁打

スポーツ報知
8回無死、左越えソロ本塁打を放った富士大の麦谷(カメラ ・岡野 将大)

◆第54回明治神宮野球大会第5日▽大学の部・準決勝 青山学院大4―3富士大(19日・神宮)

 大学の部準決勝で、富士大(東北三連盟)が青山学院大(東都)に3―4で競り負けた。3番・麦谷祐介中堅手(3年)=大崎中央=が8回の反撃ソロ弾など4打数2安打2打点の活躍も、今春の全日本大学野球選手権で2―5と敗れた相手に雪辱はならなかった。

 打った感触は手に残ったが、胸に残ったのは悔しさだけだった。「春に負けて、絶対リベンジしようとここまできた。非常に悔しいです」と富士大・麦谷が唇をかんだ。5回は2死三塁から一時同点となる右前適時打を放ち、8回は先頭打者で「(前の球の)ストレートを空振りしたので、またストレートかなと。強く振っていけた」と左翼席へ1点差に迫るソロ本塁打。プレーや声で仲間を鼓舞したが、あと1点届かなかった。

 6月の選手権では阪神1位指名の下村海翔投手(4年)から左越えソロ弾。この日は広島1位指名の常広羽也斗投手(4年)からの一発だ。全国舞台での“ドラ1打ち”に「大きな自信になるけど過信にならないように、まだまだなのでしっかりやっていきたい」と慢心はない。今大会ベンチ入りメンバーで4年生は2人のみ。多くの選手が残るだけに、来年こそ目標の日本一をつかみたいところだ。

 「監督さんからも『中心選手なんだぞ、お前の背中を見ている後輩がいっぱいいるぞ』と言われている。私生活からしっかりして、引っ張っていきたい」と話した麦谷。大舞台で存在感をみせ、来年こそは勝利につながる一打を放つ。

(有吉 広紀)

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