大仁田厚の「化身」グレート・ニタがＤＤＴ初降臨…狂乱勝利後「アジア！」と絶叫、アジアタッグ挑戦も

◆ＤＤＴプロレス「Ｇｅｔ　Ａｌｉｖｅ　２０２３　ｉｎ　ＯＳＡＫＡ」大会　▽スペシャルハードコア６人タッグマッチ３０分１本勝負　〇グレート・ニタ、グレート・コジ、ＨＡＲＡＳＨＩＭＡ（９分２３秒　チェーン絞首刑）秋山準、ボディガー、大石真翔●（１９日、大阪・エディオンアリーナ大阪第２競技場、観衆３５４人・満員）

　大仁田厚の「化身」グレート・ニタがＤＤＴに初降臨。狂乱の勝利を挙げ、小嶋斗偉の「化身」グレート・コジとアジアタッグ挑戦表明を示唆した。

　大阪・南港から陸に上がったニタは初見参のコジ、ＨＡＲＡＳＨＩＭＡとトリオを結成。秋山準＆ボディガー＆大石真翔と激突した。開始早々、ニタは秋山に突っかかり両軍は激しい場外戦に発展。コジがボディガーに串刺し式チョップを連打すれば、ボディガーは串刺し式ラリアットで返す。

　さらにニタにチョークスラムを決めようとすると、ニタが毒霧を噴射。ニタとコジは大石にダブルで毒霧を吐くと２人がかりで大石にカマ攻撃。イスで大石を殴打したニタが往年のミスター・ポーゴさんさながらのチェーン絞首刑攻撃で大石からギブアップを奪った。

　バックステージでコジは「ネクスト大阪、グレート・コジがカムバックするかはおまえら次第だ。おまえら、またグレート・コジが見たいか？」と言うと、「赤血亜」と赤字で書かれた紙を掲げたニタが「アジア！」と絶叫した。

　ニタとコジはアジアタッグ王座挑戦を視野に入れた模様で１２・９大阪・アゼリア大正で王者組の坂口征夫＆岡谷英樹に岡田佑介＆高鹿佑也が挑戦する同王座が風雲急を告げてきた。