【侍ジャパン】牧秀悟4番1号!ファンブルから失点もソロで取り返した今大会初打点「最高でーす!」

スポーツ報知
胴上げされる牧秀悟(カメラ・中島 傑)

◆カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023 決勝 日本4x―3韓国=延長10回タイブレーク=(19日・東京ドーム)

 チームリーダーらしく、一振りで勢いをもたらした。2点を追う5回2死。DeNA・牧秀悟内野手(25)は1ストライクから、117キロカーブを振り抜くと、打球は左翼席へ吸い込まれた。今大会自身初打点のソロは、劣勢だった流れを呼び込む一撃。試合後は井端監督、門脇に続いて95キロの体が3度宙に舞い、ヒーローインタビューでは「最高でーす!」と声を張り上げた。

 3回の守備では無死一塁から相手のバントをファンブル。韓国の2点の先取点につながった。「ビハインドを作った原因は、自分でした。皆さんすいませんでした。同級生の今井君、マジ、ナイスピッチングです。すいません」。試合後は笑いに変えて謝罪していたが、打席に懸ける思いは強かった。ミスを取り返す一打。ホッとしたようにダイヤモンドを一周すると、おなじみの「デスターシャ!」をナインとともに決めた。

 WBCの優勝メンバーでは唯一の選出。井端監督は大会前から、4番での起用を明言していた。正式な主将は不在だが、実質的なキャプテン役を果たした。

 決勝前の円陣でも、自ら中心に立って声出しした。「めちゃくちゃ短い期間でしたけど、めちゃくちゃいいチームになったと思います。最後、勝って終わることが大事だと思うので、ここにいる全員で、一体となって一回リラックスして、優勝して終わりましょう。さぁ行こう!」。秋広が広めた、両手を波のように揺らすリラックスポーズを交えながら、士気を高めた。

 3月のWBCからレギュラーシーズンは全143試合に出場。「めちゃくちゃ長かったでーす」と笑いながら振り返った。「若い選手がすごい集まって生き生きとしていて、すごいいい大会になった」。WBCではダルビッシュ、大谷らの背中を見て頂点に立った。立場が変わってもつかんだ優勝に、誇らしそうに胸を張った。(安藤 宏太)

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