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【小野瀬みらい みらい探検隊】秋のとびきりおいしいブランドアジ!走水港・関義丸

スポーツ報知
みらいちゃんが釣った30センチオーバーの良型アジ(関義丸で)

 釣りガールの小野瀬みらいが東京湾走水沖でアジを釣った。ここで釣れるアジは、言わずと知れたブランド魚。数釣りも楽しめるが、30センチを超す良型も多いとあって、みらいちゃんは意気込んで走水港の報知指定・関義走水沖丸の乗合船に乗り込んだ。序盤は前日の大シケの影響が残りアジは食い渋ったが、時間の経過とともに徐々に釣れるようになり30センチオーバーが食った。みらいちゃんは、力強い引きを味わい「アジ釣りは面白い」とご満悦だった。

前半戦苦戦も 

 やっと秋らしい陽気になったとはいえ、つい最近までは夏を思わせるような日が続き、さぞかし魚もびっくりしているのではないのでしょうか? そんな状況の中でも変わらず釣れているのはアジ。今回は東京湾へ出掛けました。とびっきりおいしいアジが釣れる走水沖へGO!

 取材した8日は平日にもかかわらず、走水港は未明から釣り人で大にぎわい。関義丸ではアジ釣りだけで2隻の乗合船が出るようです。私みたいな食いしん坊が集まってきたのかな。最近はよく釣れているそうで、トップが100尾を超えた日もあるとか。そのうえ釣れるアジは30センチを超す良型ぞろい。これは期待せずにはいられません。

 走水港を出て10分ほど走った場所が釣り場です。「ここは水面から40メートルまで仕掛けを下ろし、コマセをまいて1メートル上げてアタリを待ってください」。関口道義船長の丁寧なアナウンスで釣り開始。コマセを入れて、3本バリに餌となる赤タン(イカの切り身)を付けて仕掛けを投入しようとした時、早速、隣の釣り人が30センチはあろうかという大きいアジを上げました。

 「今日も釣れそう」と気分は上々! 「30センチ級のアジが3尾掛けで上がってきたら、大変だなあ~」なんてニヤニヤしながら想像を膨らませていました。ところが、一向に釣れる気配がありません。関口船長もアジの群れを探しながらポイントを移動します。どこからともなく「今日は渋ちんだな~」という声が聞こえてきました。今日は食いが渋い? これはもしかして釣りあるあるの一つ「昨日までは良かった」なのでしょうか? そういえば前日は南寄りの風が吹き、海は大荒れだったそうです。その影響で「潮が澄んだ」と関口船長。潮が澄むとアジの警戒心が高まり、活性が低くなるとのこと。

 釣れない時間が続くと、なぜか食欲が出る私。自宅を出る前にカレーを食べてきたのに、船でもパンやお菓子を食べる手が止まらない。いろいろな意味でヤバい(笑い)。すると、午前9時前、ようやくアジの活性が高まり、周りでポツポツと釣れ出しました。私もその波に乗っかってアジをゲット! それも30センチ級だったので力強い引きが十分に楽しめました。

 その後も断続的ながら良型アジが釣れました。走水沖は潮の流れが速いことで有名。なのでビシは130号を使います。上げ下げするのは重労働ですが、アジが釣れるのなら大したことではないと思えるのが不思議。期待した爆釣とはなりませんでしたが、良型ぞろいですから食べ応えも十分です。やっぱりアジ釣りは楽しい~。(タレント)

ショート船に 

 関義丸では、これまでアジ乗合船を午前と午後に出していた。釣り場が港から10分程度と近いため、半日船でも十分楽しめていた。しかし、11月から午前7時15分出船、午後1時沖上がりのショート船のみになった。「秋から冬にかけては日の入りの時間が早いので、午後船は釣りをする時間が少ない。さらに午前船で釣っていると魚がスレるので、午後船の釣果は伸びなくなる。これらのことを考えてショート船にしました」と関口船長は話した。

◆めも アジ釣りの近況、乗合船は走水港関義丸(TEL046・841・7154、HPはQRコード参照)。乗合船は午前7時15分出船で午後1時沖上がり。料金は8000円(コマセ、付け餌、氷1つ付き)。女性、小学生以下は7000円。乗船と道具のレンタルは事前予約が必要。港に有料駐車場あり。

このほかアジ乗合船は以下の船宿からも出る。

東品川三河屋(TEL03・3471・3454)

金沢八景弁天屋(TEL045・701・9061)

茅ケ崎港ちがさき丸(TEL0467・86・1157)

早川港平安丸(TEL0465・22・0676)。限定出船

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