【侍ジャパン】楽天・早川隆久、5回完全「役割全うできた。この勢いのまま優勝したい」

スポーツ報知
5回を完全に抑えた先発の早川

◆カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023 1次リーグ 日本10―0オーストラリア=8回コールド=(18日・東京ドーム)

 「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」の1次リーグが行われ、侍ジャパンはオーストラリアに8回コールド勝ちし、3連勝で1位突破を決めた。先発・早川隆久投手(25)は5回を完全投球。国際大会20連勝とし、19日の韓国との決勝に臨む。

 表情を変えず、ねじ伏せた。5回2死、早川は2ストライクから右打者の内角低めに146キロ直球を突き刺し、7つ目の三振を奪った。1人の走者も許さない完全投球を続けたまま、この回限りでマウンドを降りた。「役割は全うできた」。木更津総合、早大時代にも経験したJAPANのユニホームで63球の快投劇を演じた。

 初回は先頭打者に11球粘られるなど計21球を要したが「3人で抑えられて緊張がほぐれた」と尻上がりに調子を上げた。2回からリリースを修正したチェンジアップもさえ渡り、3回は3者連続空振り三振。ストライクゾーンで勝負する攻めの投球に「シーズンではやらないような配球でいい結果が出たので、引き出しが増えた」とリードした西武・古賀にも感謝した。

 楽天の未来を背負う自覚も示した。24歳以下の選手が中心の今大会で、楽天からの選出は唯一。先発陣は田中、岸、則本らベテランに頼る現状に「楽天は若手が出ていかないと、この先はないと思う。引っ張っていける存在になれれば」と覚悟をにじませた。

 1次リーグに先発した3人で計16回2/3を無失点。赤星、隅田から受けたバトンを、最高の形で決勝の先発・今井につないだ。「この勢いのまま優勝したい」。早川が、2連覇への道筋をつけた。(内田 拓希)

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