【侍ジャパン】全勝V王手!井端チルドレン「カドコゾ」が全3戦安打…二遊間守備も鉄壁!日韓戦制し連覇導く

スポーツ報知
4回1死満塁、小園の押し出し四球で生還し、ナインに迎えられる門脇(カメラ・中島 傑)

◆カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023 1次リーグ 日本10―0オーストラリア=8回コールド=(18日・東京ドーム)

 「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」の1次リーグが行われ、侍ジャパンはオーストラリアに8回コールド勝ちし、3連勝で1位突破を決めた。国際大会20連勝とし、19日の韓国との決勝に臨む。先発・早川隆久投手(25)は5回を完全投球。井端弘和監督(48)が宮崎合宿中に守備の極意を伝授した二遊間コンビ、門脇誠内野手(22)と小園海斗内野手(23)はそろって3試合連続安打。「カドコゾ」が大会連覇へ導く。

 同学年コンビのカドコゾの堂々たる姿が際立った。「9番・二塁」で出場した門脇は4回1死で高めの直球をたたき付け、一塁へ全力疾走。遊撃内野安打となり、3試合連続安打だ。「今日のヒットはたまたまです。課題を持って、強く振る中で自分のイメージ通り振れているかどうかを探ったので、それは良かった」と冷静に振り返った。

 前日まで2戦連続「2番・遊撃」で出場していた小園は「3番」で役割を全う。初回無死一、二塁で中前への先制打を放つと、3回1死一塁では右前打で好機を広げ、押し出し四球を含めて2安打2打点。「いいところで打たせてもらっているので、感謝しかない」。井端監督は「どこの打順を打っても、特に走者を置いた場面ではプロ野球で何年もレギュラーを張ってる選手よりうまいんじゃないか」と信頼を寄せる。

 今大会は小園が打率5割、門脇が4割5分5厘と好調。門脇はシーズン後半戦から続く投手への対応力が好調の要因と自己分析し、小園の打撃には「全部前で拾う感じ。自分にはないので、あそこまで幅を出せたらいいなと見ています」と刺激も受けながら安打を重ねる。前日は午後10時前に試合が終了し、この日は午後0時3分に試合開始。プロ入り後最も早い開始だったが、睡眠を6時間確保して体調を整えた。

 2人は守備でも二遊間で安定感を維持。門脇は17日の韓国戦で失策こそあったが、本職ではない二塁で万能性を発揮し、「問題なく、リズム良くできています」。合宿中に指揮官は門脇の高い守備力を「二遊間をこれだけ守れるところでは、(日本代表に)長く入ってくる選手になる要素はある」と評価。カドコゾが攻守にわたって井端ジャパンの“肝”になっている。

 チームは今大会最多10得点で8回コールド勝ち。ここまで3戦で19日の先発・今井を除く全25選手を起用した井端監督は「WBCで世界一になってから日本のプロ野球が今年、明日(19日)で最後の試合になる。いい形で終われたらいい。全員の力で勝ちたい」と決意を示した。総力戦でアジアの頂に立つ。(田中 哲)

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