SGチャレンジカップと並行して行われるGⅡ「第10回レディースチャレンジカップ」は、年末のクイーンズクライマックス(多摩川)の出場権をかけたラストバトル。選考期間(1~10月)の女子獲得賞金上位20人(F休み等を除く)が出場する。初日11Rドリーム戦は、以下のメンバーで争われる。
〈1〉遠藤 エミ(滋賀)
〈2〉守屋 美穂(岡山)
〈3〉長嶋 万記(静岡)
〈4〉平山 智加(香川)
〈5〉浜田亜理沙(埼玉)
〈6〉川野 芽唯(福岡)
昨年は3月大村クラシックを制し女子初のSG覇者となりチャレンジカップに出場した遠藤。今年は2Vながらも8月のPGⅠ津レディースチャンピオンを2コースから圧巻のまくりで優勝。女子最強の実力を見せつけた。当大会は4優出で4Vの実績。直前の当地ヴィーナスシリーズではオール3連対で優勝している。
今年はGⅠが主戦場の守屋は、男女混合戦を含むGⅡ3度の優勝を誇る女子トップレーサーの一人。18年芦屋大会の覇者で出場7回中最多5回でファイナルに進出と相性の良さが光る。
長嶋は今年女子最多の6Vで2月の蒲郡レディースオールスターで優勝。自身初のGⅡ以上のレース制覇を果たし、無冠の女王を返上した。当地は直近6節で4度のVと水面相性は良い。
平山は9月宮島、10月平和島の女子戦を制し、2か月連続V中と近況のリズムは良好。浜田は7月までに4度の優勝を積み上げるも、そこから足踏みが続く。川野は津レディースCで準優勝と健闘。GⅠを初優勝した福岡クイーンズC以来8年ぶり2回目のGⅠ優出を果たし、直前の芦屋女子戦で今年2度目のVと流れはいい。