【巨人】ドラ4泉口友汰、定位置奪取へ二塁挑戦! 本職・遊撃は門脇誠固定「どこでもやっていきたい」

スポーツ報知
巨人からドラフト4位の指名あいさつを終え、笑顔を見せながらポーズをとるNTT西日本・泉口(カメラ・岩田 大補)

 巨人からドラフト4位指名されたNTT西日本・泉口(いずぐち)友汰内野手(24)が1日、吉川が主戦場とする二塁挑戦に意欲を示した。遊撃手として大阪桐蔭、青学大とアマ球界の名門を渡り歩いてきたが「どこでもやれる自信はあります」と口にした。阿部監督は遊撃・門脇、三塁・坂本、一塁・岡本和の構想を明かしており、二塁は内野で唯一、競争となるポジション。大阪市内の同社で水野スカウト部長らに指名あいさつを受け、1年目からの活躍を思い描いた。

 爽やかな笑顔の奥に強い信念が垣間見えた。泉口は「もちろんその思いはあるんですけど…」とアマでも慣れ親しんだ遊撃で勝負する自身を想像した後、すぐに切り替えた。「どこでも守れる準備をして、試合に出るチャンスがあるならどこでもやっていきたいと思っています。どこでもやれる自信はあります」。同じ言葉を何度も繰り返した。

 阿部監督は一塁・岡本和、三塁・坂本、遊撃・門脇の3人を来季構想の中心と明言。泉口も既に報道で目にしていた。現時点で最も定位置奪取のチャンスがあるのが、吉川が主戦場とする二塁。24歳の即戦力は「方向性は首脳陣の方が決めると思います」とした上で、「常にどこでもいける準備をする」と決意した。

 50メートル6秒3、遠投105メートルで抜群の安定感を誇る守備が最大の武器。さらに、長打力を兼ね備える打撃も大きな魅力だ。大阪桐蔭時代は全国制覇した17年春、そして同年夏と2度甲子園に出場し、通算13打数7安打の打率5割3分8厘と大舞台で結果を出した。

 青学大3年秋の東都大学リーグ2部では、同学年の日大・赤星(現巨人)が投じた直球を右中間席に運んだ。「その時もすごいボールを投げていて、打てたことは自信になりました。(その後の野球)人生につながって、プロになれたかなと思います」。社会人2年目の今年は公式戦17試合で打率2割5分ながら、長打率は5割で3本塁打とパンチ力が光る。

 1年間追いかけてきた担当の桜井スカウトが「経験が豊富。本当に内野の争いに入っていける能力はある」と太鼓判を押す即戦力。水野スカウト部長は「名門ならではのプレッシャーを味わってきている」と精神的な強さも評価した。「1軍に定着して、チームの戦力になりたいです」と1年目の目標を語った泉口。臆することなく、本気で定位置を奪いにいく。(中野 雄太)

泉口友汰アラカルト

 〈生まれ〉1999年5月17日、和歌山・御坊市生まれ。24歳

 〈サイズ〉178センチ、81キロ。右投左打

 〈球歴〉野口小1年時から野口少年野球クラブで始め、河南中時代は和歌山日高ボーイズに所属

 〈野球エリート〉大阪桐蔭では春夏2度甲子園に出場し、3年春に全国V。高校通算10本塁打。青学大では4年秋ベストナイン

 〈趣味・特技〉ゴルフ

 〈好きな言葉〉ありがとう

 〈話してみたい選手〉大城卓三。「NTT西日本の先輩でもありますし」

 〈対戦したい投手〉広島1位の常広と阪神1位の下村。「2人とも青学の後輩。1軍で対戦したい」

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