バスケ日本協会の罰則規定 “代表引退”の「概念なし」に選手が反応 富樫勇樹「無理やり招集してなにになるんだろう」

スポーツ報知
千葉J・富樫勇樹

 日本バスケットボール協会の男子代表強化検討委員会は12日、都内で会見し、今後の強化方針を説明した。国内チームでプレーする選手が年齢制限のない男女日本代表への招集を辞退した場合、理由に関わらず代表活動期間は公式戦に出場できない罰則を設けたことを報告。正当な理由と認められない場合、さらに3試合の出場停止処分を科す。NBAなど海外でプレーする選手は対象外。アンダーカテゴリーも適用しない。

 正当な理由としては現時点で明文化はされていないが、診断書を伴う故障などを想定している。Bリーグチェアマンを務める島田慎二委員長は一例として“代表引退”の意志を表明した選手についても言及。「基本的にそういう概念はないというスタンス。拒否権はないということを明確にした。声がかかった場合は来なければいけないし、来なかった場合は罰則が適用される」との見解を示した。

 島田委員長は代表活動に拘束力を持たせた狙いについては「参加したくないなんていう選手は一人もいない」と前置きした上で、過去の事例から「ちょっと前まではいつ何が起こるかわからない状況だった。そこに布石を打ちたい」と説明した。

 この会見を受けて、Bリーグでプレーする選手らが自身のX(旧ツイッター)で反応。8~9月のW杯で日本代表の主将を務めた富樫勇樹(千葉J)は「2026年から始まるBプレミアは代表の試合がある時にもリーグの試合があるって言ってたから、そのことなんだろうけど、、、引退は別じゃない?昔より代表に入りたいと思ってる選手もたくさんいるし、なんかの理由で一度辞退した選手をもう呼ばないと判断するのはそのときのヘッドコーチが決めればいいし、気持ちがない選手を無理やり招集してなにになるんだろう。」とつづった。

 また、元日本代表の岡田優介(A千葉)も「個人的には、日の丸を背負いたい意志のある選手だけでやるべきだと思う。選手報酬が高騰しているからこそ待遇の話ではなく、真逆かな。今のバスケ界なら代表に選ばれれば名誉も収入も副収入も勝手に上がる。やりたくなければやらなきゃいい。」などと記した。

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