Kis―My―Ft2・二階堂高嗣、掲げ続ける“国民的グループ”の夢「この6人なら、その頂への登り方はきっと一つじゃない」

スポーツ報知

 Kis―My―Ft2の二階堂高嗣の2週連続インタビュー。後編は人生の野望と、グループで描く夢について。メンバーとのYouTube撮影や、バラエティー番組の出演など、キャリアを積む中で感じている「楽しさと難しさ」を語った。

 インタビュー冒頭、記事が前後編の2週連続掲載であることを伝えると、取材中は「今、この話して大丈夫?あ、多分これは後編用かな。後で話そうか」。自身が語りたいことだけでなく、こちらが聞きたいことや、原稿の構成まで考えてくれる気遣いの人だ。

 グループとしてデビュー12年を経てたどり着いた現在地は、「難しさ」と「楽しさ」の連続という。

 「12年って若手じゃない。勢いだけじゃ進めないし、今が一番難しい時期じゃないかなと思うんです。だからこそ、シンプルに楽しむってことが大事かなって。デビュー当時は必死すぎて分からなかった『楽しむ』ことの本当の大切さが分かってきた気がしてます」

 グループは今年から、YouTubeの公式チャンネルの活動を本格化。カンペも台本もない中で、メンバーが自由に企画を楽しむ動画は「自然体のキスマイが見られる」と好評だ。

 「テレビの世界しか知らなかったので、最初はみんなで『こんな緩い雰囲気で大丈夫ですか』とスタッフさんに聞いたくらい。すごく自由にやらせてもらっていて楽しいです。みんなで集まって企画会議をやると、おのおのが『こういうことやりたいと思ってたんだ』と気づく機会にもなる。今まであえて仲いいところを見せる必要がないと思っていた。だけどキスマイの自然な、楽屋にいる時の雰囲気みたいなものもYouTubeは長回しなこともあってお見せしていて、意外と斬新に映るみたいで。コメントを読むもの面白いですね」

 個人の仕事で最も好奇心を刺激されるのは、バラエティー番組だという。

 「いろんなテクニックや勉強が必要で難しいけど、すごく楽しい。この前も、『バナナサンド』の(人気企画)『ハモリ我慢ゲーム』に千賀(健永)と出演させて頂いた時、これまでジャニーズから何人も出させてもらっていてずっと失敗していて。さすがにその絵が長すぎないかなと思い、逆に成功した方が面白いんじゃないかと。千賀とガチでチャレンジ(して成功)しました。とにかく『面白い』と思う方を全力でやってみることを心掛けてます。あとは純粋に見るのも大好き。帰ったらまずお風呂に入って、そこから晩酌しながらバラエティーを見る時間が至福です」

 週に視聴するバラエティーは10本以上。「あんまり言いたくないんですけど」とはにかみながら、「視聴者として楽しむのとは別に、勉強している部分もあるんじゃないかな」と研究熱心な素顔をのぞかせる。

 「番組を見て爆笑しながらも、『もしここに自分が座っていたらなんて言うんだろう』とかね。出演させて頂く時はなんで自分が選ばれたのか、求められていることをすごく考えます。だけど、やっぱり難しくて。求められている二択を間違えたり、振り切って失敗した時は『やってしまったな』って結構落ち込みますね。でも、場数を踏ませて頂くしかない。挑戦しないと失敗もできないし、経験あるのみと思っています」

 楽しむことを原動力に、「難しさ」を一つずつ乗り越えていく日々の中で、癒やしはソロキャンプのひとときだという。

 「自然の中で何にも縛られず人目を気にせずに、ぼーっとたき火をみて過ごせるので、3~4年前からはまっています。(コロナ禍の)緊急事態宣言期間中に自宅でヒロシさんのキャンプ動画を見て、宣言明けてから道具そろていった感じ。普段はがーっとはまって飽きるのも早いタイプなんだけど、キャンプは長くはまっていますね。友達と2人で行って別々でテントを張る“ソロキャン”スタイルです。キャンプ飯は一人分なんでがっつり作る訳じゃないけど、アヒージョが簡単で好き。塩辛を入れるとおいしくておすすめです」

 キャンプ好きが高じて、「考えるだけでわくわくして仕方がない」という人生の壮大な野望がある。

 「小さいことだと毎晩の晩酌を継続できれば幸せなんだけど、それ言うと玉(玉森裕太)に『え~、さみしいね~』っていじられるんだけど。大きな夢で言うと、最近は自分の山が欲しいなと。キャンプ場を作って、別荘も建てられたら最高。かなえたい夢ですね。キスマイに遊びに来てもらって、その山でYouTubeのキャンプ企画ができたらめちゃくちゃ楽しそう。まずは、どんな山がいいかリサーチを始めなきゃ。不動産屋に話を聞きに行くところからYouTubeで回しても面白いかもね」

 グループで向かう目的地は、「Everybody Go」でデビュー切符を手にした当時から変わらない。

 「やっぱりお子さんから高齢の方にとって、国民的なアイドルグループになることが夢。これはファンの皆さんにも言い続けていることだし、変わらない目標です。たどり着き方も分かってないし日々模索中ですけど、キスマイって自分で言うのも何ですけど、楽曲もメンバーもすごく振り幅が広いと思っていて。そこは一番じゃないかなと思う。この6人が集まれば、その頂への登り方はきっと一つじゃないはず」。6人で“この時代のチャンピオン”をつかみ取ってみせる。(ペン・奥津友希乃)

 ◆二階堂 高嗣(にかいどう・たかし)1990年8月6日、東京都生まれ。33歳。2011年、Kis―My―Ft2として「Everybody Go」でCDデビュー。13年、グループの派生ユニット「舞祭組」を結成。開催中のアリーナツアー「Kis―My―Ft2 ―For dear life―」で演出を担当。来年1月3日に新シングル「HEARTBREAKER/C’monova」を発売。

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