【楽天】則本昂大から救援・荘司康誠、田中将大ら待機の総動員リレーでCSつかむ…きょう最終戦3位ロッテと直接対決

スポーツ報知
ロッテ戦に登板予定の則本昂大

 3位ロッテと4位楽天は、リーグの全日程が終了する9日の最終戦に勝てばクライマックスシリーズ(CS)進出が決まる直接対決を迎える。楽天は8日、舞台の本拠地・楽天モバイルで投手練習を行い、先発する則本昂大投手(32)らが最終調整。田中将大投手(34)、ルーキー荘司康誠投手(22)らもスタンバイする総動員態勢で決戦に臨む。

 * * * *

 快晴の楽天モバイルで、則本は笑顔で汗を流した。シーズン最終戦。勝てばCS進出、引き分け以下なら今季終了となる大一番の先発を託された。「普段通りやること。明日で決まりますけど、そんなこと言えば143(試合)分のどこかで勝っておけばという話になる。気負いすぎる必要はない。いい締めくくりができたらなと思います」と2年ぶりのCS出場権獲得に向け、平常心を強調した。

 チームはスクランブル態勢を取る。練習を見守った石井貴投手コーチは「もう総動員で」とうなずいた。ロッテ戦7登板で防御率2・08の則本が先発し、ルーキーながら7月以降は負けなしの5連勝と勝ち運も持つ荘司はブルペン待機が濃厚。日本一に輝いた13年以来の中継ぎ待機の可能性もある田中将は唯一ブルペンに入り、雨予報の9日の試合が途中でノーゲームになるなどの事態に備え、予備日の10日に先発もできる準備を整えた。プロではリリーフ経験がない荘司は「余計なことを考える必要はない。出たとこ勝負でいいんじゃないかなと」と腹をくくった。当日は満員が予想され、地元ファンの後押しもある。田中将は「勝って先に進んでいって皆さんと喜びたいという思いはありますね」とナインの思いを代弁。チームの力と思いを結集し、“あと1つ”を奪い取る。(山口 泰史)

 ◆最終戦での3、4位逆転 クライマックスシリーズ(CS)導入後の07年以降で、3、4位の2チームが残り1戦の状態から最終戦を消化して順位が入れ替わったのは11年のパの1例。144戦目となった10月18日に、17日まで3位のオリックスがソフトバンクに●1―4、4位の西武が日本ハムに○4―3。約1毛の差で勝率で西武が上回り、逆転でCS出場権を手にした。今回のように直接対決で決まるケースは初めて。

野球

×