TBS「報道特集」日下部正樹キャスター、自戒を込めて苦言「記者会見で拍手をしている場合ではないんです」

スポーツ報知
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 故ジャニー喜多川氏の性加害問題を巡り、TBSは同局とジャニーズ事務所との関係についての社内調査を行い、7日放送のニュース番組「報道特集」(土曜・午後5時半)で調査結果を報じた。

 同番組では「検証 ジャニーズ事務所とTBS」と題し、報道局、制作局、事務所との窓口になった編成局の社員や元社員80人以上に取材。膳場貴子キャスターは特集の冒頭「TBSはジャニー喜多川氏の性加害について、イギリスBBCが報じた後の今年4月まで報じてこなかったわけですが、その背景には何があったのでしょうか?」と話した。

 これまでの同事務所との関係が様々に検証された上で、2004年にジャニー喜多川氏のセクハラ問題に関する裁判で最高裁決定が出た当時、報道局デスクを務めていた日下部正樹キャスターは「勇気をもって声を上げた被害者の方々には、どんな言葉を尽くしてもおわびのしようもありません。私たちは報道機関として当然、持つべき弱い立場の人々に寄り添う思いと想像力を欠いていました」と厳しい表情で発言。

 「さらに深刻なのは、この問題はTBSに限らず、沈黙を続けてきたテレビ局全体の問題だということです」と続けると、「私たちはまず被害者の救済がどのように進んでいくか、きちんと見届ける必要があります。記者会見で拍手をしている場合ではないんです」と、2日のジャニーズ事務所会見の際、井ノ原快彦氏のヒートアップする取材陣への「落ち着いて」発言後に一部取材陣から拍手が起こった一幕に触れ、話していた。

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