PR会社「FTI」がジャニーズ記者会見「NGリスト」の存在認め謝罪 事務所側関与「一切ない」断言

スポーツ報知
5日、看板部分に撤去のためのゴンドラが取り付けられたジャニーズ事務所

 ジャニーズ事務所が創業者のジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害を巡り、2日に行った記者会見において特定の記者を指名しないための「NGリスト」について指摘されたことを受け、運営を委託されたPR会社「FTIコンサルティング」が5日、リストの存在を認め、謝罪した。一方で、事務所の関与は「一切ない」と回答した。

 会見2日後に突如、浮上した「NGリスト」の存在を、PR会社が認めた。

 FTIは作成の理由を「円滑な運営準備のため」と説明。同時に「ジャニーズ事務所様は、作成や運営スタッフへの共有を含め一切関与しておりません」と断言した上で「多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを心より深くお詫(わ)び申し上げます」と謝罪した。

 ジャニーズ側は4日にマスコミ向けにコメントを出し「弊社の関係者は、誰も関与しておりません。見てもおりません」とリスト作成の依頼などを否定。会見2日前に行ったFTIとの会議で、媒体リストに「NG」と記された文字を見つけた副社長の井ノ原快彦(47)が「どういう意味ですか? 絶対当てないとダメですよ」と要望し、FTI側が「前半ではなく、後半で当てるようにします」と答えたと説明していたが、この日更新した公式サイトでは「当てるようにします」に文言が変更された。

 会見には、社長の東山紀之(57)と井ノ原に加え、弁護士2人が同席。司会は、元NHKアナウンサーの松本和也氏(56)が務めた。「1社1問」のルールの中、挙手を続けながら指名されない記者が大声を出すなど騒然となる場面も。「茶番ではない」「フェアです」などと場をなだめた松本氏の所属事務所は「この件に関しては、一切お答えできることはございません」と答えた。

 同事務所の指示ではないことが明らかになったとはいえ、現事務所の廃業や新会社設立など創業以来、最重要の発表をした会見での“ミス”が露呈。東山が強調した「再出発」のスタートからつまずく形になり、再会見を求める声が強くなりそうだ。

 ◆FTIコンサルティング 1982年に米国で設立された世界を代表するビジネスアドバイザリー会社。代表的な事案として、米リーマン・ブラザーズの破綻処理などに関与。公式サイトによると6大陸31か国に拠点を置き、従業員は約7800人。日本市場には昨年参入した。

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