【杭州アジア大会】岡沢セオン、29年ぶり日本勢決勝&ボクシングパリ1号「お酒のおいしさ話にならない」

スポーツ報知
ボクシング71キロ級準決勝でカザフスタン選手に勝利し喜ぶ岡沢(左)

◆ボクシング 男子71キロ級準決勝(3日、杭州体育館)

 【杭州(中国)3日=ペン・手島莉子、カメラ・小林泰斗】ボクシング男子71キロ級準決勝で、21年ウエルター級世界王者の岡沢セオン(27)=INSPA=がカザフスタン選手に3―2で勝利し、ボクシング種目で1994年広島大会以来、29年ぶりの決勝進出を決めた。2位以内に与えられる来年パリ五輪出場権も獲得。ボクシングの日本勢第1号となった。囲碁男子団体は日本が3位決定戦で台湾に勝利し、銅メダルを獲得した。

 岡沢は取材エリアで「オリンピックだー!」と絶叫した。準決勝の相手は同階級の世界王者。2ラウンドまでの劣勢を、最終第3ラウンドで逆転した。「まじで気持ちいいっす。お酒大好きっすけど、お酒のおいしさなんか話になんない。すし大好きっすけど、すしのおいしさ、話になんない。このためにやってる」と最高の笑顔だった。

 21年世界選手権の67キロ級優勝後、五輪階級の71キロ級に上げたが、今年の世界選手権は3回戦敗退など苦戦が続いた。それでも「いろんな人に支えてもらっている」と前を向き、7月は強豪・ウズベキスタンの代表合宿にSNSから直談判で参加。山道でウサギ跳びなどきつい練習をこなし「逃げないでやったぞと思えた」と結果につなげた。「この調子でいったら金、取るっすよ。みんな楽しみにしててください」。勢いある27歳が、パリでの大活躍を誓った。

 

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