◆JERAセ・リーグ 巨人1―0ヤクルト(1日・東京ドーム)
そうか。やっぱりデーブさん絡みのトラブルが起きていたのか。スポーツ報知で始まった「連続Bクラス原因」(すごい直球タイトル…)を読んで妙に納得してしまった。
V逸シーズンの風物詩とも言えるダークな連載。これが面白い…じゃなくて興味深い。チーム内の情報には疎い僕だが、何かと耳に入ってくる話はある。年に一度の「答え合わせ」のようなものだ。心を鬼にして傷口に塩を塗り込まれる様子を楽しませて…いや、見守らせてもらおう。
まあ、いろいろあったことは確か。でもベンチも裏方もチームに良かれと思ってやっているだけだ。それが勝つと負けるとじゃ捉えられ方が違ってくる。「勝てば官軍」というか、モノは言いようだから。
「デーブさんとベンチのスコアラーが対立」と記事にあった。これだって勝っていたら「美談」になっていたかも。「ワンチームではあるが、そこになれ合いはない」なんてね。
そんなわけで「ひょっとしたら永遠に終わらないのでは…」と少し心配になった長いスピーチ。ホッコリしました。熱男さん、お疲れさま。
松田と言えば個人的には2019年の日本シリーズに尽きる。MVPはグラシアルだったけど、この人が受賞しても不思議じゃない活躍だった。第2戦での決勝3ラン。これがシリーズの流れを決定づけた。
ただ、この一発を招いてしまったのは巨人の守りのミスだ。山本がデスパイネの正面のゴロをエラー。ここで代走の周東に揺さぶられた果ての被弾だった。山本は9回の反撃でも走塁で失態をやらかしている。
結局、巨人はスイープで敗れ、翌年も4タテを食らってしまった。さらに次のシーズンから今季に至る3年連続のV逸。一つの凡プレーから「暗黒時代」が始まったと言うと、さすがに酷だけど。
本日のメモリアル試合だって雑なプレーで台なしになるピンチがあった。8回に門脇の右飛でのんびりと帰塁。あわや併殺の重信です。お前さん、山本とは同期…は関係ないけど、あの気の抜けた走塁じゃあ「熱男」じゃなくて「雑男」だよ。高津さん、ナイスリクエスト。「負け巨人」には厳しくいかないとね。