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大学野球をもっとメジャーに…SNSで学生が取り組む広報活動

スポーツ報知
明治神宮野球場

 夏の甲子園は声出し応援が4年ぶりに解禁となり、入場者数は準決勝終了時点で昨年を上回るなど、コロナ禍前に匹敵する盛り上がりを見せた。

 現在はセンバツに向けた地区大会が各地で行われているが、同時に、大学野球も全国各地で日本一を目指す戦いが始まっている。大学野球は全国26の連盟で春と秋の年2回リーグ戦が行われ、それぞれの王者が大学野球の聖地である神宮や東京ドームで日本一を争う。特に、卒業を控える4年生にとってはこの秋のリーグ戦が学生生活最後の大会となる。

 高校野球の盛り上がりの一方、大学野球は観客が少なく、客席を見るたびにさみしさを感じる。実際に今春、神宮で行われた全日本大学野球選手権の決勝に訪れた観客数はわずか5000人だった。甲子園の決勝に集まった4万2100人には到底及ばない数字だ。さらに、地方のリーグになると、日程や場所によっては観客が100人程度になることも珍しくない。

 現状を打破するために、各チームや連盟も大学野球を広め、知名度を上げる取り組みを行っている。その代表例の1つがSNSの活用だ。日頃の練習風景や試合の裏側を撮った動画の投稿を通じ、選手一人一人の人柄や大学野球にかける思いを垣間見ることができる。ある地方の国立大野球部に所属するマネジャーは「大学まで真摯(しんし)に野球を続けている人を応援してくれる人が増えるとうれしい」との願いを込め、地道な発信を続けている。

 今年は大学生がドラフトの目玉として注目されており、将来の日本の野球界を背負っていく逸材が数多くプレーしている。貴重な4年間を野球に注ぐ姿には、高校野球にも負けない熱さがある。一度、球場に足を運び、グラウンドから伝わる熱を肌で味わってほしい。

 学生たちの願いはただ一つだ。「大学野球を多くの人に知ってもらいたい」(古本 楓)

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