◆ラグビーW杯フランス大会 1次リーグD組 日本28―22サモア(28日・トゥールーズ)
【トゥールーズ(フランス)28日=ペン・大谷翔太、大和田佳世、カメラ・石田順平】世界ランク13位の日本代表は12位のサモア代表に28―22で競り勝ち、2勝1敗とした。前半13分にフランカーのピーター・ラブスカフニ(東京ベイ)が先制トライを決めると、リーチ・マイケル(BL東京)、NO8姫野和樹(トヨタ)とFW第3列がトライと活躍。終盤は1人少ない相手に詰め寄られたが逃げ切りに成功した。日本は2大会連続の1次リーグ突破をかけ、最終戦(日本時間10月8日午後8時)でアルゼンチンと対戦する。
17―3の前半36分にフッカー堀江翔太(埼玉)が相手の頭にぶつかりシンビン(10分間の一時的退場)になった。前半終了間際、ハーフウェー付近でのラインアウトの場面で、本来はフッカーの堀江が担うスロワー(投げ入れ役)をフランカーのリーチが務めた。最も手前にいたロック、ジャック・コーネルセンを狙って投げたボールは相手に読まれ、取られるミスに。失点にはならなかったが、ヒヤリとするシーンだった。
試合後、リーチは「ハーフタイム、ジェイミー(ジョセフ・ヘッドコーチ)に、なんでお前が投げるんだ!って、けっこう怒られた」と苦笑い。パスやキックもできる器用さを持ち合わせているが、ラインアウトでスロワーをするのは人生で初めて。「自分の中では自信を持っていたんだけど」と首をかしげていた。
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— ラグビーワールドカップ™ (@rugbyworldcupjp) September 29, 2023