◆ミッドナイトボートレース6th3日目(27日・ボートレース大村)
「逃げられて良かったです」と服部剛(36)=静岡支部=がニコニコ顔で喜んだ。3日目3Rは1号艇だったが、前づけのある組み合わせで不安もあったからだ。2日目終了時点では、「日に日に乗るたびに足は良くなっています。しっかり押していますね」と話していた舟足も、3日目は少し感触が変わっていた。「2日目7Rは押す感じがあって良かったけど、日の高い時間帯は重くてあまり良くないんですよ。3Rは少し気温が下がってくれてギリギリって感じでしたね」と胸をなで下ろした。
今節は伸びがいい人が何人かいる。それを意識してレース後はパンチ(伸び)を求めてペラの形をがらりと変えようか迷ったそうだが、「やっぱり今の押す感じの方がいいと思います」と方向性は定まった。出足を生かして勝負だ。
大村は2018年7月以来、5年2か月ぶり。ナイターになってからは初めての参戦となるが、水面にも慣れてきた。着順は4、3、2、1と上がり目だ。「戻らないように頑張ります」と照れくさそうに頭をかいていた。4日目は8Rの1回走りで6号艇。スタート早い5号艇の栄田将彦が攻めてくれれば、展開はありそうだ。