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【杭州アジア大会】池江璃花子「高望みする時期ではない。良い刺激は入った」…100Mバタフライ5位

スポーツ報知
女子100メートルバタフライ決勝、5着でレースを終えた池江璃花子(カメラ・小林 泰斗)

◆競泳 女子100メートルバタフライ決勝(27日、杭州)

 【杭州(中国)27日=ペン・手島莉子、カメラ・小林泰斗】予選を8位通過した池江璃花子(横浜ゴム)は、58秒98で5位だった。直前の北海道合宿でインフルエンザにかかり体調が万全ではない中で、同日午前の予選から泳ぎ切り「今日は58秒9台で良いから出したいと思っていた。自分のレースはできなかったですけど、今の自分のできる限りの力は出し切ったと思います」と話した。

 前回の18年ジャカルタアジア大会から半年後に白血病を患い、今大会で5年ぶりに個人での日本代表となった。同レースが今大会初の個人決勝の舞台。「観客の盛り上がりが、世界水泳の時よりもすごかったと感じました。後半のラスト50メートルは観客の歓声が聞こえていたので。もちろん、自分への声援ではないんですけど、自分に出してくれる声だと思って泳ぐことができました」とかみしめた。

 24日の女子400メートルフリーリレーで銀メダルを獲得した後、26日の100メートル自由形は大事をとって欠場した。「今日朝起きたときも、正直体調は万全ではなかったですし、お昼休憩から起きた時も頭痛がしたりとか。良いコンディションではなかったですが、58秒台を出すという目標はあった。良い意味で自分に期待をしなかった。試合でここまで自分に期待をしなかったのは初めて」と明かした。

 「今は高望みする時期ではないと思うし、結果、順位、タイムを全て出せるような状態ではない。今、自分のできる全てをやることはできたと思う。良い刺激は入ったと思うので明日以降も今日のレースを生かしたレースがしたい」と話した。

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