◆パ・リーグ 西武―楽天(27日・ベルーナドーム)
楽天の則本昂大投手は、7回107球を投げ4安打1失点、自責0の好投。援護に恵まれず9勝目とはならなかった。
初回をわずか9球で3者凡退に抑えるなど、立ち上がりからテンポのいい投球を展開した。3回に先頭のマキノンに左越え二塁打を許したが、冷静に後続を断ちホームは踏ませなかった。
ピンチを迎えたのは、1点を先制した直後の5回だった。先頭の外崎に中前打を許すと、続く鈴木の打球は遊撃正面への併殺コース。しかし、これを遊撃・村林が二塁へ悪送球し、無死一、三塁とピンチが広がった。ここでマキノンに左前適時打を許し、同点とされた。
それでも、その後の1死二、三塁のピンチでは柘植、岸を連続三振。7回まで1失点で投げ切った。