◆女子テニス 東レ・パンパシフィック・オープン 第3日(27日、東京・有明テニスの森公園)
シングルス2回戦で、世界ランク148位の本玉真唯(島津製作所)が、同2位で第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)に4―6、5―7のストレートで敗れ、8強入りを逃した。
第1セットは、第3ゲームと第5ゲームをブレイクして4―1とリードしたが、5連続でゲームを奪われた。第2セットは、1―5から5―5まで追いつく底力も示した。結果こそストレート負けでも、速いテンポの打ち合いで世界2位を十分に苦しめた。「(第2セットは)1ポイントでも多く、イガと戦いたいと思った。目指しているプレーは、世界ナンバー2にも通用する。もっとフィジカルを鍛えないといけないけど、自信はついたし、やれると思える試合ができたことはうれしい。めちゃくちゃ自信になりました」と表情は明るかった。
22年ウィンブルドン選手権で、4大大会初勝利を挙げた24歳。当面の目標は、世界ランク100位以内と、ツアー1勝を掲げている。「年内にトップハンドレッド(100位)にいけるように、頑張りたい」と自信を力に変えていく。