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“えりまこ” 全米V第1シードから金星8強 パリ五輪へ再結成「メダルを目指してやりたい」…東レPPO

スポーツ報知
東レPPOのダブルス1回戦で、第1シードを破った穂積絵莉、二宮真琴組は会見で笑顔を浮かべた。(カメラ・細野友司)

◆テニス 東レ・パンパシフィック・オープン 第3日(27日、東京・有明テニスの森公園)

 女子ダブルス1回戦で、穂積絵莉(日本住宅ローン)、二宮真琴(エディオン)組が、第1シードで今季全米オープン女王のダブロウスキー(カナダ)、ラウトリフ(ニュージーランド)組を4―6、6―4から10点先取のマッチタイブレイクの末に破った。

 要所で思い切りのよいストロークを放って相手のオープンコートをつき、今季全米女王から金星を挙げた。穂積は「どんどんリターンで仕掛けていこう、と話していた。引かずに、強気でリターンを打てた」。二宮も「対戦相手関係なく、やるべきことをやろうと思った。攻撃的な気持ちでいけたのは良かった」と手応えを口にした。

 2018年全仏オープンでは準優勝し、日本人同士のペアでは史上初となる4大大会制覇に肉薄した実力者。今季は、互いに別のパートナーと組んでいたが、24年パリ五輪を意識し「フレンチで準優勝した相性のいい場所(ローランギャロス)での大会。メダルを目指してもう一度しっかりやりたい」と穂積が二宮に声をかけ、今秋から再結成。直近の広州オープン(中国)でも準優勝し、二宮も「もう一回、(パリへ)気合いを入れてやりたい。2人の目標は五輪に出てメダルをとること」と力を込めた。

 今大会では、日本人ペアでは2018年の二宮、加藤未唯組以来となる頂点を目指す。穂積は「色々な選手と組んで、お互い成長した。いいところを出して、欠点も克服してパワーアップしていきたい」と前を向いていた。

 28日の準々決勝では、F・コントレラス(メキシコ)、D・パパミヘル(ギリシャ)組と対戦する。

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