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【杭州アジア大会】スケボー女子・16歳の伊藤美優が銅メダル パリ五輪へ「一歩近づいた」

スポーツ報知
女子ストリート決勝、出場選手紹介で名前が呼ばれ、スタンドに手を振る伊藤美優(カメラ・小林 泰斗)

◆スケートボード 女子ストリート決勝(27日、杭州・銭塘ローラースポーツセンター)

 【杭州(中国)27日=ペン・手島莉子、カメラ・小林泰斗】スケートボードの女子ストリートが行われ、予選4位で決勝に進出した16歳の伊藤美優(JOCKS)が、221・59点で銅メダルを獲得した。日本勢は前回18年ジャカルタ大会の銀メダル・伊佐風椰に続く、2大会連続のメダル獲得となった。同じ16歳の織田夢海(サンリオ)は4位。中国勢のワンツー表彰台だった。伊藤は「自分が乗りたかった技に乗れたので、すごいうれしいです。ベストトリックを2個準備していて、それが乗れたのでうれしかったです」と笑顔を見せた。

 45秒間に技を繰り出す「ラン」2回のうち1回、1つのトリックに点数をつける「ベストトリック」5回のうち2回の、ベストスコア3つの合計で競う決勝。伊藤は1回目のランをノーミスで終え暫定3位。ベストトリックは2回目に82・56点の高得点をたたき出し、表彰台をつかんだ。

 来年パリ五輪出場も狙っているが、日本の層はかなり厚い。現在出場へのポイントランキングは日本勢7番手の13位につけており、次の最大のターゲットは高得点のつく東京での世界選手権(12月)。「そこは絶対に逃さず、良い成績を残せるように頑張りたいと思います。パリはまずは出場を目標に、出場できたら表彰台に上がれるように頑張ります。今回すごい良い経験をして、(パリ五輪へ)一歩近づいたのかなと思いました」とうなずいた。

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