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”人間掃除機”の異名を取った名三塁手ブルックス・ロビンソンさん死去 日米野球でも華麗な守備を披露

スポーツ報知
オリオールズのブルックス・ロビンソン(左)と握手を交わす巨人・長島茂雄さん

 オリオールズが26日(日本時間27日)、野球殿堂入りのブルックス・ロビンソン氏が死去したと発表した。86歳だった。

 ロビンソン氏はオリオールズ一筋で23年間プレー。「人間掃除機」と呼ばれる三塁手として好守を誇り、1960年から16年連続でゴールドグラブ賞を受賞。1964年には打点王に輝き、MVPを受賞。また1970年、レッズとのワールドシリーズでは好守を連発してMVPにも輝いた。

 通算2896試合出場して打率2割6分7厘、2848安打、268本塁打、1357打点。チームに世界一を2度導き、オールスター戦には15度選出された。1971年には日米野球で来日、強打とともに華麗な守備も披露して日本のファンをうならせた。1983年に野球殿堂入りした。

 マンフレッド・コミッショナー「我々メジャーリーグベースボール全員が、国民的娯楽の偉大な人物の一人であり、ボルティモア・オリオールズのレジェンドであるブルックス・ロビンソンを失ったことを悲しんでいる。ブルックスが生涯を通して、フィールド内外で我々の試合を非常にうまく表現してくれた真の紳士として、いつまでも覚えているだろう。メジャーリーグベースボールを代表して、ブルックスの家族、彼の多くの友人たちに深い哀悼の意を表する」と追悼文を発表した。

 MLBも公式インスタグラムを更新し、ロビンソン氏を悼んだ。

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