◆プロ・アマ交流戦、巨人3軍1―0日立製作所(26日・ジャイアンツ球場)
巨人の育成2年目、川崎陽仁投手(19)が26日、日立製作所とのプロアマ交流戦で1点リードの9回に登板。自己最速タイの147キロを計測するなど3者凡退に抑え、勝利に貢献した。
「1対0だったので、1点もやらないと思ってマウンドに上がりました。ランナーを溜めないように厳しくいこうとしすぎてしまった所はありましたが、なんとか抑えられて良かったです。緊迫したところで投げるのは、性格的にも合っているのかなと思います」と笑顔を見せた。
いろいろな可能性を探るため、ここ数試合は、抑えの場面でマウンドに上がっている。
登板のない日には、つま先上がりの傾斜を使ってネットスローをしたり、ハンマーを振り下ろし、タイヤを叩くトレーニングなど踏み出した左足にしっかり体重をのせ、腕の走りがよくなるようなトレーニングを継続中。スライダーやフォークの精度アップにも時間を費やしている。
「まだまだ課題はたくさんありますが、去年と比べると連打で崩れることが少なくなってきましたし、ちょっとずつ抑えられるようになってきているのかなと思います」
将来の投手陣を支える存在へとの大きな期待に応えるべく、充実の2年目を過ごしている。