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【日本ハム】清水優心が昇格即スタメンでヒーロー 新庄監督「もう十分反省している。正捕手獲る覚悟で」

スポーツ報知
プロ初本塁打のボールを手に笑顔の細川凌平(左は清水優心、右はポンセ)(カメラ・中島 傑)

◆パ・リーグ 日本ハム―ロッテ(26日・エスコンフィールド)

 日本ハム・清水優心捕手が1軍昇格即スタメンで攻守に猛アピールし、お立ち台を勝ち取った。約3か月半ぶりの1軍戦に「8番・捕手」で先発。打っては2安打2打点、守っても好リードで先発・ポンセを来日2年目で最多となる4勝目に導いた。

 清水は6月8日の広島戦(エスコン)の守備でインプレー中にミットを外し、隙を突かれて走者の本塁生還を許したことで2軍に降格。右膝の故障も重なり、この日が約3か月半ぶりの1軍舞台だった。ヒーローインタビューでは深く頭を下げ「とても緊張しましたけど、絶対グラブだけは外さないようにと、気を引き締めて試合に入れました」と“自虐ネタ”を披露。炎天下で白球を追った千葉・鎌ケ谷での日々も思い返し「苦しくて、葛藤もあって、1軍の試合を見られなかった。(ミスについて)DMも来て。キツかった」と明かした。

 新庄監督は「本人に伝えてね、もう十分反省しているだろうし。きょう帰ってきて、違う清水くんになって、正捕手を獲る覚悟で来ていると思うので。それであのヒットにつながった。ナイスヒットでしたね。右に左に」と拍手を送った。

 “リベンジ”でもあった110日ぶりの一戦で勝利の立役者となり「チームも勝てて本当によかった。それが一番うれしい。鎌ケ谷にいる後輩たちに、そういう(活躍する)姿を見せられた。頑張っていればこういうこともあるんだなって思いました」と背番号10。残り6試合。「1年契約なので、来年あるかないかわからない。必死に食らいついてしっかり6試合やっていきます」と覚悟をにじませた。

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