◆ミッドナイトボートレース6th前検日(24日・ボートレース大村)
前検一番時計を叩きだしたのは、6秒76の杉山裕也(38)=愛知支部=だ。
76号機の前操者は本村大=長崎支部=で、節一の伸びに仕上げた。初優勝を狙った優勝戦は惜しくも3着だったが、それでも6日間シリーズで6勝と大暴れした。「特訓はいいエンジンが多くて今井(貴士)選手の方が少し雰囲気は良かったけど、自分も悪くなかった。(エース機の)今井選手に付いて行けたし、伸びはいい方だと思う」と感触は良かった。
前操者の本村の師匠は、杉山と同期の真庭明志。「本村君はマーニ(真庭)の弟子でしょう。ならマーニを信頼して頑張らないといけないですね。93期はみんな仲がいいですから」と、このエンジンを引いたのも何かの縁かもしれない。
大村は2021年6月以来の登場だが、前回は準優勝。本村が果たせなかった優勝を、師匠と同期の杉山が託された。