◆東京新大学野球秋季リーグ戦▽創価大2―1流通経済大(24日・飯能市民)
今秋ドラフト候補の流通経済大・萩原義輝(4年=東海大相模)が創価大戦に「4番・捕手」で出場。逆転負けを喫したが、初回に盗塁を刺すなど自慢の守備力を見せつけた。
この日は2年生投手の上原真翔(まなと・2年=前橋育英)とのバッテリー。前日に失点を重ねてコールド負けした反省を生かし、序盤は攻めの配球を心がけた。「上原の良さは強気にいけるところなので、思い切って投げさせることを意識しました」。ボールが先行した場面でも得意球のフォークを要求して空振りを奪った。初回には自慢の強肩を披露。先頭で出塁した走者がすぐに盗塁を仕掛けたが、「積極的に動いてくると思っていた。やっぱりなという感じです」と楽々アウトにした。
一方の打撃は3打数無安打1四球と快音を響かせることはできず、「勝ちを求めすぎて強引になっちゃいました」と反省を口にした。それでも今リーグ戦の打率は3割6分をマークしており、「調子は悪くないです」とすぐに前を向いた。
運命のドラフト会議(10月26日)まで残り約1か月。「ドキドキはしますけど、ドラフトまでにリーグ戦が終わるのでまずは関東大会に出られるように一戦必勝で頑張りたいです」と目の前の戦いに集中する。「フットワークやスローイングなど守備に自信があるので、そこを見てもらいたいです」と力強い目つきで話した。