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河辺愛菜「GPファイナルに絶対に出るという強い気持ち」 100%の「ボレロ」完成へ

スポーツ報知
河辺愛菜

◆フィギュアスケート ▽中部選手権 最終日(24日、愛知・邦和みなとスポーツ&カルチャー)

 女子は2022年北京五輪代表でショートプログラム(SP)1位の河辺愛菜がフリーもトップの123・50点をマークし、合計191・77点で優勝した。「正直順位はあまり気にしていなくて、1個でも自信につながるような演技を目指していた。前の試合より良くなっていた部分もあるけど、まだ練習通りの完璧な状態ではなかった。良い所もあり、悪い所もありなので、次に向けて頑張るしかない」と振り返った。

 新プログラム「ボレロ」を黒い衣装で演じた。冒頭の2回転半―3回転トウループ、続くルッツ―トウループの連続3回転を成功したが、その後の3回転ループでステップアウトするなどミスもあった。「この試合でショートもフリーも転倒がなかったことは一つ成長できたところだと思うが、試合になると崩れてしまうジャンプが出てくる。自分の中で完璧なイメージを作って次の試合に挑むことが自分の今やるべきこと」と話した。

 練習時の完成度と比べると、この日の出来は「まだ60%」だと言った。GPシリーズは第1戦のスケートアメリカ、第5戦のフィンランド大会に出場予定。「GPシリーズでは2試合あるうちの片方がだめだったり、両方そろえることができなくてファイナルに届かない。ファイナルに絶対に出るという強い気持ちで自分のベストな状態を2試合とも出したい」。今季こそ、初のファイナル進出を目指していく。

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