◆フィギュアスケート ▽東京選手権 最終日(24日、西東京市・ダイドードリンコアイスアリーナ)
女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)17位発進の本田真凜(JAL)は、83・73点、合計125・53点で、21位以内が確定し、12月の全日本選手権(長野)に向けた次の予選会となる11月の東日本選手権(青森)進出を決めた。本田は、9年連続の全日本出場切符獲得を目指している。
フリーでは、ディズニー映画「リトルマーメイド」を披露。元々は昨季のプログラムを継続する予定だったが、「この曲で滑ってみたい」と自らの希望で変更し、「振り付けをしているときから滑っていて楽しく、練習から楽しくキャラクターになりきって滑ることができた」と明かした。
この日は、3回転―2回転の連続トウループ、3回転サルコーなどを着氷。また華麗なスピン、スケーティングでも観客を魅了した。「ほっとしてはないんですけど、まず昨日に比べると最初から最後まで自分のプログラムの役に入り込んで、楽しく滑れたかなというのはいいところだった」と振り返った。
次の東日本選手権を通過すると、全日本の舞台へとたどり着くことができる。「目指しているのは全日本でフリーをたくさんのお客さんの前で滑って笑顔で終わること。そこに向けて必死で頑張っていきたいなと思います」と言葉に力を込めた。