ボートレース下関は23日、5日目ヤマ場の準優バトルが争われた。
準優9Rは1号艇で登場した新開航(27)=福岡・118期=がイン先まいするも、小池の鋭い差しに屈して2着。それでも「悪い感じでは回っていないですが(小池)修平さんがうまかったですね。足自体も中堅上位はあると思う」と内容も足も悪くはない仕上がりだ。
最近の期勝率は6点台半ば以上を堅持し、2022年7月にはG2芦屋モーターボート大賞のタイトルも獲得。若手の中ではトップクラスの活躍を見せるが、G1は優出まで届いていなかった。「優出できてうれしい。そろそろ(G1で)優勝戦に乗りたいと思っていたし、目標にしてきましたから」とまずはノルマはクリアした。
次は一気にG1初タイトル取りに向かうが「正直言って優勝戦に入ると機力的には劣るかもしれない。でも最近のリズムはいいし、展開を突ける足もある。チャンスはあると思います。準優1号艇で2着に敗れて、お客さんにも迷惑をかけてしまったので逆に燃えてます」。内なる闘志を燃やし、こん身のターンでG1初タイトル奪取を狙う。