【巨人】残り7戦きょうから3位DeNA3タテへ 原監督「みんなの力を結集」…逆転CSへ3差!戸郷から勢い

7回2死一塁、マウンドでナインに声を掛けた後、ベンチに戻る原辰徳監督(カメラ・宮崎 亮太)
7回2死一塁、マウンドでナインに声を掛けた後、ベンチに戻る原辰徳監督(カメラ・宮崎 亮太)

◆JERA セ・リーグ 巨人3―7広島(23日・東京ドーム)

 巨人が広島との最終戦に敗れ、4位からの逆転クライマックスシリーズ(CS)進出へ崖っ縁に立たされた。天敵の末包に2打席連続弾を浴びるなど、投手陣が精彩を欠き7失点。今季の広島戦は8勝17敗に終わった。阪神戦でも6勝18敗1分けと負け越しており、シーズンに2カードで17敗以上は史上初の屈辱となった。3位のDeNAも敗れたためゲーム差は3のまま。残り7試合で、24日からはDeNAとの直接対決3連戦(横浜)。3連勝で希望をつなぐ。

 逆転CS出場へ土俵際に追い込まれた。今季の東京D最多4万1451人の大観衆の中、広島に痛恨の敗戦。原監督は「まだ明日もある。そこはしっかり力を結集させて戦ってもらうということです」と前を向いた。3位・DeNAが中日に勝てば巨人の自力CS消滅だったが、敗れたことで3ゲーム差は不変。24日から敵地・横浜での直接対決3連戦に必勝態勢で臨む。

 2―3の5回、坂本の適時二塁打で追いつくも、なお無死二塁で岡本和が中飛。1死三塁となり大城卓が左飛、続く秋広も遊ゴロに倒れ、勝ち越せなかった。3―3の7回、菅野が末包に決勝ソロを浴びた。原監督が「どうしても勝たなければいけないゲームでね。なかなか選手の力を集約した形で戦えなかった。4点目が分岐になった」と挙げたように、次の1点を巡る攻防が勝負を分けた。

 今季の対広島は8勝17敗で終了。この日は巨人投手陣が堂林、末包に2本、秋山と計4発を浴び、カード別ワーストの31被弾となった。うち6発が末包、9発がデビッドソン。同じ打者に打たれすぎた。「よく打たれたなという感じはしますね。しかし、まだチャンスがないわけじゃない。対策は立てていく必要がありますね」。広島はチーム本塁打94本。その3分の1を献上した反省は必須だ。

 6勝18敗1分けの阪神戦と合わせてセ上位2球団に借金「21」。屈辱だが下を向いても過去の結果は変わらない。勝率5割で残り7試合。CSへ絶対に負けられない24日からのDeNA3連戦は戸郷、メンデス、山崎伊が先発する。3連戦で1分けもしくは1敗した時点で自力CS進出の可能性が消滅。3連敗もしくは2敗1分けで2年連続Bクラスが確定する崖っ縁だ。「野球は一人じゃ勝てない。みんなの力を集結させることが大事ですね」。原監督を筆頭に一枚岩で逆境に立ち向かう。(片岡 優帆)

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