◆イースタン・リーグ ロッテ2―2巨人=延長11回=(23日・浦安)
巨人のオコエ瑠偉外野手(26)が23日、イースタン・リーグのロッテ戦(浦安)で2打席連続アーチを放った。
0―2の6回先頭、唐川の136キロのカットボールを完璧に捉え、右中間席へ4号ソロをたたきこんだ。8回先頭でも高野の低めの直球を左翼席に運ぶ同点の5号ソロ。延長10回にも中前安打を放つなど猛打賞の活躍で、2―2の引き分けに持ち込んだ。「右中間方向に出ている時は状態がいい。いい結果になりました」と手応えをつかんだ。
加入1年目の今季は開幕スタメンをつかんだが結果を残せず、8月10日に出場登録を抹消されて以降1軍昇格はなし。それでもイースタンでは打率2割9分7厘を記録するなど好調を維持している。「まずは1年間けがなくやるのが目標でしたけど、そこはクリアできている。打撃は去年よりすごく良くなっているので、来年につなげるためにも今を大事にしたい」と前を向いた。(井上 信太郎)