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山本草太が4回転3本着氷し優勝「少し完成形が見えてきた」 中部選手権

スポーツ報知
山本草太

◆フィギュアスケート ▽中部選手権 第2日(23日、愛知・邦和みなとスポーツ&カルチャー)

 男子は山本草太(中京大)がフリーも1位の177・86点、合計273・14点で優勝した。

 自ら選曲した新プログラム「エクソジェネシス交響曲第3番」を優雅に舞った。冒頭の4回転サルコー、続く4回転―3回転の連続トウループを成功。単発の4回転トウループも着氷した。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の転倒はあったが、後半にリカバリーし、ミスを最小限にとどめた。

 げんさんサマーカップ、オータムクラシックと悔しい演技が続いていただけに「やっと練習でやっているものが出せたなっていう感覚。練習でできているものをどうやったら出せるかを、2つの失敗した試合から学ぶことができた」と振り返り、「ショート、フリーともにまだまだ完璧な演技ではないし、まだまだ課題はあるけど、少し完成形が見えてきた」と手応えを口にした。

 10月にGPシリーズが開幕する。昨季は出場2戦とファイナルで2位に入り躍進した。「素晴らしい選手がたくさん出てくると思うけど、僕も負けじと今季も表彰台を目指しているし、しっかりファイナルっていう所も目指しながら。そして全日本、世界選手権に向けて、ここから上げて出し切っていきたい」。次戦のスケートカナダへ、気持ちを高ぶらせた。

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