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樋口新葉、全ジャンプ着氷でSP68・09点「段々レベルアップできてる」成長実感

スポーツ報知
樋口新葉

◆フィギュアスケート ▽東京選手権 第2日(23日、西東京市・ダイドードリンコアイスアリーナ)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、22年北京五輪団体銅メダルの樋口新葉(ノエビア)は、68・09点をマークした。

 冒頭から勢いよく、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を降り、続けて3回転のルッツ―トウループの連続ジャンプ、最後の3回転フリップも着氷。最後のスピンで、「ちょっと転んでしまったので、悔しい」と演技後は苦笑いだったが、観客からの大きな拍手には笑顔を浮かべた。

 右すねの疲労骨折の影響もあり、昨季は1試合出場のみで、残る大会を欠場。今年7月に競技会へと戻って来た。試合を重ねて自信も深まり、「SPはすごく、流れが最後まで止まらないように滑れているなと思う。練習の感じでも、段々レベルアップできてるなっていうのはある。全体的にステップもスピンもジャンプも段々よくなってきている感じがあります」と語った。

 休養を経て、メンタル面では「自分の中ですごく焦らないで一つ一つのことができるようになった」と変化を実感。また、スケート面でも「周り(の方)から『ジャンプの流れが前よりよくなった』と言ってもらえることが増えたので、それはすごくうれしい」とさらなる進化を遂げている。

 24日のフリーでは「最初から最後まで、勢いをなくさないように滑り切りたい」と意気込んだ。

 今大会は12月に開催される全日本選手権(長野)の予選を兼ねており、上位21人が次の東日本選手権(11月・青森)に進出する。

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