第100回箱根駅伝予選会(10月14日)の試走会が23日、東京・立川市の陸上自衛隊立川駐屯地と国営昭和記念公園で行われ、16校が参加。6年連続65回目の出場を目指す明大は、昭和記念公園内の起伏などを確認した。
予選会はハーフマラソン(21・0975キロ)を全選手が一斉スタートし、上位10人の合計タイムで争う。100回記念の今大会は例年より3校増の上位13校が本戦の出場権を獲得できる。
明大は第1回大会から出場を重ねる「オリジナル4」(明大、現・筑波大、早大、慶大)の一角だが、最近は11位、14位、12位とシード権を取り逃してきた。予選会では前々回1位、前回2位と結果を残しているだけに、今度こそシード獲得で復活の第一歩を刻みたいところ。今夏は長野・菅平高原や青森など、3度に分けて合宿を敢行し脚を作ってきた。
前回大会7区区間賞の杉彩文海(さふみ)ら4年生が軸。本戦に出場できなかった低迷期を抜け出し、81回(2005年)大会以降は17度出場で8度のシード獲得と、常連校のひとつに戻ってきた。伝統校としてさらに輝きを増すため、記念の予選会をその第一歩にする。
◇第100回箱根駅伝予選会
▽日時、コース 10月14日午前9時35分、東京・立川市陸上自衛隊立川駐屯地をスタート。立川市街地を回り、国営昭和記念公園にゴールする公認コースのハーフマラソン(21・0975キロ)。
▽競技方法 全選手が一斉スタート。各校、10~14人の登録選手の中から10~12人が出場し、上位10人の合計タイムで争う。留学生は登録2人以内、出場1人以内。上位13校が本戦の出場権を獲得する。 ▽出場資格 日本学生陸上競技連合男子登録者で22年1月1日~23年10月1日の有効期間内に1万メートル34分以内の公認記録を有すること。
▽関東学生連合 今大会では編成されない。