なでしこのパリ五輪アジア2次予選、NHKが中継へ最終調整…W杯では開幕1週間前まで決まらず話題に

前半、長谷川唯(中)がPKを決める (カメラ・豊田 秀一)
前半、長谷川唯(中)がPKを決める (カメラ・豊田 秀一)

 NHKが、パリ五輪の女子サッカー・アジア2次予選(10月26日開幕)の日本戦テレビ中継へ最終調整していることが23日、分かった。関係者によると国際映像を元に、実況と解説を国内で行うという。

 日本のC組は、ウズベキスタンで集中開催される予定。10月26日午後7時からインド戦、29日午後9時からウズベキスタン戦、11月1日午後7時からベトナム戦(すべて日本時間)から行われる。グループ首位になれば、来年2月の最終予選に進む。2位の場合、全3組の2位のうち、最高成績のチームが進出できる。

 女子サッカーの放映権は欧米では高騰している。今年2月になでしこジャパンが出場し、米国で行われた国際親善大会「シービリーブス杯」は、米国、ブラジル、カナダと強豪国との連戦だったが、交渉がまとまらず放映されなかった。なでしこOGからは嘆きの声が上がり、当時米国でプレーしていたFW川澄奈穂美(38)=現新潟=は、米国での中継を見て、X(旧ツイッター)で“テキスト実況”していた。

 さらに、今夏の女子W杯でも高騰の影響が出た。優勝国のスペインなど、欧州主要国ですらFIFAと放送局が妥結したのは開幕1か月前だった。日本はその時点でも決定せず、WEリーグはクラウドファンディングを検討した。そして大会開幕まで1週間に迫り、ようやくNHKが放送することで決着した。初戦のザンビア戦と第2戦のコスタリカ戦はBSだったが、スペイン戦以降は地上波で中継された。

 パリ五輪予選はアジア連盟の管轄で、欧米ほど放映権料が高くないと見られる。22日の国際親善試合・アルゼンチン戦で2得点したMF長谷川唯(26)=マンチェスターC=は、アジア2次予選に向け「本当に難しい戦いになると思いますけど、このチームなら本当に上に行けると思う。しっかりそこまでいい準備をして、個人個人が成長して、予選に向けていい準備をして戦いたい」と奮闘を誓っていた。

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