◆フィギュアスケート ▽東京選手権 第2日(23日、西東京市・ダイドードリンコアイスアリーナ)
女子ショートプログラム(SP)が行われ、2016年世界ジュニア女王の本田真凜(JAL)は、41・80点をマークし、24日に行われるフリーに進む。
冒頭の3回転サルコーは転倒も、次に3回転―2回転の連続トウループを着氷。最後はシングルアクセル(1回転半ジャンプ)になったが、華やかな美しいスケーティングで観客を魅了した。
今大会は12月に開催される全日本選手権(長野)の予選を兼ねており、上位21人が次の東日本選手権(11月・青森)に進出する。本田は、9年連続の全日本出場切符獲得を目指し「学生としては最後の挑戦になる。今年も絶対に全日本に出て、自分に対しても、たくさん応援して下さる方にも、周りのみんなに向けても感謝の気持ちをスケートで返せるように。必ず、(全日本切符を)勝ち取りたいなと思います」と思いを口にした。
SPは本調子とはいかなかったものの、24日のフリーで巻き返しを誓い「もっと自分らしいスケートができるように頑張りたい。明日はもっと縮こまらずに、思いっきり頑張れたらいいなと思う」と意気込んだ。